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「THE GLAMPING PLAZA アルプスBASE 」で秋冬ならではのアルプスの食&自然体験!

宿泊レポート

「THE GLAMPING PLAZA アルプスBASE 」で秋冬ならではのアルプスの食&自然体験!

こんにちは、ライターのTanakaです。

今回家族と一緒に、2つのアルプスが見えるグランピング施設「アルプスBASE 」に出かけてきました!寒いといわれる信州の秋冬シーズンですが、この時期ならではの楽しみがありました。

大自然が織りなす景色と贅沢な食の恵みを満喫できる、アルプスの麓でのグランピング体験の様子をご紹介します。

目次

1 2つのアルプスが見えるグランピング施設「アルプスBASE」
2 森に囲まれたドーム型テントでリトリート
3 心も体も目覚める!大自然に触れるアクティビティ
4 ホテル出身のシェフによる地産地消BBQ
5 キャンプファイヤーで透き通った星空を満喫
6 水辺で過ごす気持ちがいい朝時間

2つのアルプスが見えるグランピング施設「アルプスBASE」

2022年10月、2つのアルプスが一望できる長野県飯島町の千人塚公園にオープンした、その名も「アルプスBASE」。

千人塚公園は、南アルプスと中央アルプスの2つのアルプスを眺望できる自然公園です。湖のような城ヶ池を囲むように、森が広がり、さまざまな自然体験ができるインクルーシブなスポットです。

滞在には、グランピング、キャンプサイト、ロッジ、コネクトハウスと宿泊タイプを選ぶことができ、SUP、テントサウナ、フィッシング、MTB、マレットゴルフ、トレッキングなどのアクティビティを満喫できます。

私たちは、アウトドアビギナーで子連れ家族ということもあり、気軽に快適に自然体験ができるグランピングはとてもありがたいスタイルです。子どもたちも、白いドーム=グランピングにテンションが上がりながら出発しました。


到着してまず、陽気な笑顔で迎えてくれたのは、千人塚公園で料理を監修している宮下シェフ(愛称ゴリさん)。千人塚公園全体の管理もされています。

施設の紹介、おすすめの滞在プランを教えてもらいました。また、夕食のBBQも担当してくださるということで、プロのシェフが作る料理にわくわく!「アウトドアでシェフの料理がいただけるって、なんて贅沢!」と感じました。

森に囲まれたドーム型テントでリトリート

アルプスBASEでは広大な敷地内に4つのドーム型テントが立てられています。そしていよいよドーム型テントの中へ。広々とした大空間は直径6.5mもあるのだとか。大きな窓と照明があり、木のテーブルや床などの色調に合わせた上品でおしゃれな空間!

ベッド2台とエキストラベット2台があり、4名まで宿泊可能ということでしたが、それでもまだ空間には余裕がありゆったりとした解放感がありました。子供たちが動き回っても大丈夫だったので、安心して過ごせました。

室内には、化粧台スペースや姿見、電気ケトル、冷蔵庫、金庫、アルコール消毒液、虫よけスプレー、LEDランタン、Wi-Fiまで完備されていて、まさに至れり尽くせり!まるで、ホテルのようなホスピタリティでした。

心も体も目覚める!大自然に触れるアクティビティ

ちょっとひと息ついたあと、敷地内のアクティビティスポットに繰り出しました。グランピングエリアから歩いて3分ほどのところにある釣り堀です。なんと、御年93歳のおばあちゃんが長年切り盛りされているそう。子どもたちにもとても優しく対応してくださいました。

釣り糸を垂らし、しばし待ちます。子どもたちはほぼ初体験!魚=ニジマスがぐいぐいと糸をひっぱる様子を合図に、釣竿を思いっきり持ち上げます!

「わーー!釣れた!」と、とても嬉しそうな声。生きている魚に触れる機会は少ないので、子どもたちの自然体験としても貴重な機会となりました。

恐る恐る魚をつかんで、口にひっかかった針をぬきます。いつも食べている魚が生きていることを実感する瞬間でした。


釣れたニジマスは、夕食のBBQでいただけるとのことで、持ち帰りました。

ホテル出身のシェフによる地産地消BBQ

そして、ついにお待ちかねのディナーです。ドーム型テント横にある、専用のプライベートダイニングスペースでBBQをしました。

この日は、宮下シェフ自ら料理の説明にきてくださいました。宮下シェフは、アルプスBASEのある長野県飯島町出身で、和食を中心に東京・関西のホテルや料亭で修業を積み、Uターンされました本格派です。

現在は、千人塚公園の指定管理を行いながら、南信州さらには信州のなかでの観光の拠点になれるよう、地元食材を使った創作料理を展開されています。食材の生産者のファンになってもらいたいという想いもあるそうです。

「豚のソーセージは長野県松川町のさんさんファームさん、鹿のソーセージは長野県中川村のかつらの丘ジビエ工房さん、地物野菜は長野県中川村の大島農園さん、ピザは長野県松本市のPizza Verdeさん」と宮下シェフからは次々と生産者の名前とともに食材の素晴らしさの紹介がありました。

素材はもちろんおいしいのですが、そういった背景を知りながらいただく食事はまた格別だなと思いました。

私たちがいただいたコースは、「プレミアムBBQ」。信州食材がたっぷり散りばめられた贅沢コースです。


<プレミアムBBQ>

プレミアムコースは、信州プレミアム牛がつくのですが、赤みが多くやわらかくてとてもおいしかったです。それから、さきほど釣ったばかりのニジマスも贅沢に丸ごと炭焼きでいただきました。ふっくら新鮮で、命に感謝しながら、とてもおいしくいただきました。

ドリンクは、地元信州のクラフトビールやワイン、シードル、ウィスキー、りんごジュースなどを取り揃えていて、ラインナップの多さに嬉しくなりました。



素泊まり・持ち込みコースもあるそうで、色々な方に合わせたプランを提供されているのだなと思いました。大満足すぎるディナータイムでした!

キャンプファイヤーで透き通った星空を満喫

夜8時からは4つのテントの中央でキャンプファイヤーが催されます。他のテントに泊まっている人たちも自然と集まってきて、みんなでひとつの火を見つめる時間。

気温が下がり凛とした空気の中なので、よけいに炎があたたかく感じます。家族で自然と肩を寄せ合い、居心地の良い時間が流れました。

ふと空を見上げれば、青く澄んだ美しい星空。天候によっては、満点の星空が見えるそうです。

キャンプファイヤーでほっこりした後は、専用のシャワー・トイレが備わったガゼボスペースへ。

とても清潔感があり、気持ちよく使うことができました。バスアメニティは、シャンプー、コンディショナー、ボディソープが備え付け。メイク落とし・洗顔、化粧水、乳液もいただけます。全て「john masters organics」のアイテム!こちらもホテルのようなホスピタリティだと感動しました。

歯ブラシ、くしはサスティナブルに配慮したものであり、アメニティの充実さはとても魅力だと思いました。

水辺で過ごす気持ちがいい朝時間

心地よい水の音で目が覚めました。テントの前の城ヶ池からはちょうど朝陽がのぼるところでした。湖面にもうつる太陽と森の様子が、絵のような美しさでした。

水の音は、テントの隣に流れていた小さな川。ざあざあと流れる水の音は、耳に心地よく、とても快適な目覚めになりました。

せっかくなので、千人塚公園を朝さんぽ。本当に自然豊かな場所で、高台にもなっているので眺望も絶景でした!

ひと遊びすると、ちょうどモーニングの時間になりました。テントからすぐのコネクトハウス「yado 櫻山」でいただきます。こちらも宿になっていてワーキングスペースもあるので、ワーケーション利用のお客さんに人気なんだそう。

調理と配膳をしてくれているのは地元のおかあさんたち。ちょっとした会話や料理の説明を聞いて、旅心を感じる朝時間が流れます。

そして、モーニングのお料理は、山盛りサラダに近くのパン屋さんのカンパーニュ、りんごの飲み比べと地元の食材をふんだんに使ったヘルシーで満足感を感じられるものでした。

<モーニング>



帰りは、手づくりのアスレチックスポットで、子どもたちはおおはしゃぎ。最初から最後まで、自然に触れられて大満足なグランピング旅となりました。

秋冬シーズンは寒いかなと思いましたが、テント内の冷暖房や施設内の設備で快適に過ごすことができました。何よりこの季節ならではの景色や澄んだ星空がとても美しかったです。

グランピング内、シャワーやトイレ、モーニングスペースなどどこも清潔感に溢れていて、アメニティや寝具も快適で家族連れでも本当に快適に過ごせました。

2つのアルプスが見渡せる唯一無二のグランピングスポット「アルプスBASE」を、ぜひ訪れてみてほしいです!

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